日記 2022/09/07

投稿者: | 2022年9月8日

体調が悪い。昼食抜き。

引き続き読書。執筆に反映するつもりで読み始めたがどうだろうか。

ジャズクラブ配信。八木美知依トリオ:八木美知依(エレクトリック21絃箏,17絃ベース箏,Electronics,Vo)、須川崇志(B,Cello)、本田珠也(Ds)。ベースラインから旋律、和声まで一台で作れる箏の存在感が大きいが、それもひとつの「弦楽器」であるとすれば、弦楽器×2とドラムのトリオである。電気化された箏は音色の響きの面で豊かな操作性を持ち、音韻的な演奏と音響的な演奏を入り交えながら、バンド全体のムードも随時変化する。ルーパーを使って箏の演奏からリフレインを作り、それを足がかりにリズムのある演奏が生まれたり、あるいは(おそらくは事前に打ち合わせた)7拍のフレーズをコントラバスが繰り返すところに一気にドラムが合わせて楽曲が構造化されたり、行きつ戻りつという感じでどこにも着地しきらずにフローする。ドラムはひとつひとつの打点を強調するよりむしろ、シンバルやスネアの細かいロールで場の響きに参加する。最終的には三者の演奏がうねるような豊かなアンビエント状態に帰着して終了。良かった。

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