2018年12月15日(土)「かがわICTまちづくりアイデアソン」に参加。最近参加している「まちのデータ研究室」との人的・内容的なつながりがあることから、任意で出席という位置づけ。オブザーバーとして後ろの方で見る。
若者中心のアイデアソンで、スマホのアプリなどICTを活用した課題解決、という条件はあるものの技術的な詳細や実現可能性の議論よりもむしろ、ユーザーの不便や課題に対する解決や、アプリを使った楽しさといった、川下からさかのぼって、システム要件や設計に落とし込んでいく。技術要件ばかりが先走って誰が使うのかわからないシステムを作るのではなく、きちんと利用者の顔が思い浮かぶようなものを、ということである。
基調講演に多少引っ張られたチームもあったようだが、全体として若者らしい、身近な問題や自分自身含めたニーズを拾い、システムによる解決を模索する。中にはおっと思うような視点の転換を見せるプランもあり、楽しめた。
また、最終プレゼンがスライドを使った講演形式ではなく、チームメンバーでの寸劇であるというのが非常に面白い。また、若い人たちの物おじしないで演じる様子もなかなか見ものだった。