#author("2024-10-13T11:20:49+09:00","","") #author("2024-10-15T08:57:19+09:00","","") [[数学]] * 書誌情報 [#i4aab9f8] 斎藤毅, 抽象数学の手ざわり ピタゴラスの定理から圏論まで, 岩波書店, 2021 * 読書メモ [#ka250418] 図書館。 ** 2024/10/12 [#o2dfefda] - 第2章途中まで。「見取り図」を与えるという意味で、コンパクトながらも貴重な一冊だと思う。今の自分にとってとてもありがたい。 - 構造のついた集合というブルバキ的な考え方から始めて徐々に圏論へと移行していく。 - ただ、圏論をやるには位相の知識が足りないかもしれない。 - 著者の教科書は何冊か持っているが、難しいなという印象を受けていた。この本を起点にしたら改めてそちらにも入っていけるのかもしれない。 ** 2024/10/15 [#r10789a9] - 第3章まで。第3章は圏。 - >> 圏は対象と射をまとめたもの。的と源が一致する2つの射は合成することができ、各対象には単位射がある。写像の合成のように、射の結合法則がなりたつ。恒等写像のように、単位射はほかの射と合成してももとのままになる。