#author("2023-12-11T03:48:01+09:00","","") #author("2023-12-13T18:08:01+09:00","","") [[人文]] * 書誌情報 [#s8cfbd4e] 野田又夫, 『デカルト』, 岩波書店(岩波新書), 1966 * 読書メモ [#m4bda9c5] ** 2023/12/09 [#s7e68a28] ~p.93 - 1~9は伝記パート。考えたいのはその後の学問論・方法論、数学についての記述。 -- デカルトは、論理学は発見の方法としては役立たないのではないか、また、蓋然的推理があるだけではないかと考え、論理学より数学に方法のモデルを求めた。[pp.63-64] -- ユークリッド幾何学には演繹的「証明」があるが、これはすでに与えられた命題の理由付けをする。デカルトは未知の命題を発見する方法形式を求めた。それは幾何学で「解析」と呼ばれる方法である。[p.64-65] -- 「解析」(「分析」)の手続きを数に応用したものが「代数」[p.65] -- 以下略 - 「即断と偏見を避けること」「疑う理由をもたないほどの明証性にいたること」。 - 広義のデカルト主義 vs. ロマン主義、伝統主義、ナショナリズム - デカルトのパーソナリティについて ** 2023/12/10 [#v1a001fb] ~p.137 - 各論 - デカルトのコギトについて - 神の存在証明について ** 2023/12/13 [#vd5231cc] 了 - デカルトの心身問題とその後の西洋思想史